2020-01-01から1年間の記事一覧
本書の主張を要約した一文は「学業で成功するのは良い仕事を獲得するには良いが、良い仕事をするすべを学ぶ方法としては役に立たないと私たちは認めなければならない」(407頁)です。この引用からわかるように、本書は教育の意味を大きなテーマとしています…
本の概要等をネットで見て気になったので2日前に本書を購入し、早速読んでみました。タイトルのとおり、大学教員になりたい企業人に向けて、企業人から大学へ移った経緯や大学教員の仕事などについて書かれた本で、目次は以下のとおりです。 第1章 大学専任…
本田先生の『教育は何を評価してきたのか』(の第1章、第2章、終章)を読みました。目次は以下のとおりです。 第1章 日本社会の現状 第2章 言葉の磁場 第3章 画一化と序列かの萌芽 第4章 「能力による支配」 第5章 ハイパー・メリトクラシーへの道 第…
お盆休みに入りましたが、帰省もできず、外にも遊びに行けないので、勉強用のデスク、椅子、チェアマットを購入し(合計35000円)、積読を崩しはじめました。 一冊名は 岩井洋(2020)『大学論の誤解と幻想』弘文堂 です。目次は以下のとおり。 序章 大学論…
昨年11月・12月、佐藤先生編著の『50年目の「大学解体」20年後の大学再生』(の序章・1章・2章・終章)と『迷走する大学改革』を読みました。この本は姉妹本であり、著者の佐藤郁哉先生は2019年11月の大学教育学会でもこれらの本の内容をテーマにお話しさ…